ヒメネス スピノラ

このボデガはシェリー生産地域の中で唯一、シェリーの主要品種であるパロミノ種を一切使わず、 ヘレス産のペドロ・ヒメネス種のみを使うことを特徴とするボデガである。 どんなに手間とコストがかかろうとも、品質にこだわり、大量生産は行わない。 ソレラ開始こそ1919年からだが、1729年にフェリペ・アントニオ・サルサナ・スピノラが シェリーを輸出した記録が残る、長い歴史を持つ家系である。 現在の9代目にあたるホセ・アントニオ・サルサナは2004年、父ホセ・ルイス・サルサナ・ピルマから ボデガを引き継ぎ、ともにボデガを守っている。 ボデガは以前、ヘレス中心街のメンドーサ広場にあったが、数年前、 ヘレスからサンルーカルに行く途中のパゴ・バルバイーナに移し、 ボデガの周りにもペドロ・ヒメネス種を植えた。 2016年現在、ヘレスのペドロ・ヒメネスの栽培面積はわずか41.49ha。(ヘレス産のペドロ・ヒメネスは貴重である。) このボデガで使うブドウはすべて、手摘みで収穫され、100%天日干しにされる。 9代目のホセ・アントニオのアイデアでペドロ・ヒメネス100%のスティルワインも造っている。