ボデガについて

ボデガについて

シェリーの熟成庫 La Bodega

シェリーの生産地域では、「ボデガ」とは、ワインの醸造や熟成を行う建物と、生産している企業もボデガと呼ばれています。

シェリーの熟成庫の特徴は、空気の循環を良くする為に天井が高く、高い位置に海側に向いた大きな窓があり、風を多く取り込む工夫がされています。

窓にはエスパルト草という藁で編んだカーテンをつるすことで、窓から入る太陽の光は遮られ、庫内の温度の上昇を防ぎます。

そして、外からの熱を遮る為、壁は厚く、庫内の温度を低く保つことができるように工夫されています。

建物の周りに緑を植えることにより、庫内の温度を4〜5℃下げることができると言われています。

床には闘牛場でも使用されている「アルベロ」という砂が敷かれています。

アルベロに定期的に水を撒くことで、庫内の湿度が保たれ、シェリーの熟成に快適な環境が作られます。

現在は新しく熟成庫を作る場合はアルベロの使用が禁止されています。 大手のいくつかのボデガは湿度を維持するために定期的に水が噴射するシステムを導入しています。

各ボデガの写真


Bodegas Hidalgo La Gitana (Sanlúcar de Barrameda)


Bodegas Díez Mérito (Jerez de la Frontera)


Bodegas Faustino González (Jerez de la Frontera)


Bodegas Obregón (El Puerto de Santa María)


Bodegas González Byass (Jerez de la Frontera)


Bodegas Fundador (Jerez de la Frontera)


Bodegas Tradiciónのパティオ (Jerez de la Frontera)

ボデガの種類

熟成輸出ボデガ

シェリー熟成の3つの地域、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ、エル・プエルト・デ・サンタ・マリア、サンルーカル・デ・バラメダにあるボデガであることが必須。

熟成貯蔵ボデガ

アルマセニスタ(ストックホルダー)と呼ばれ、熟成・貯蔵だけで、ボトリングはしません。これらもシェリー熟成地域に所在するボデガでなくてはなりません。

彼らのワインは大手メーカーに卸され、主に彼らのソレラシステムに組み込まれたり、商品化の際に最終ブレンドに使われたりしますが、アルマセニスタシリーズとして、一切ブレンドせずにボトリングしているボデガ(ルスタウ社)もあります。

生産ボデガ

熟成地域に含まれない生産地域(チクラナ・デ・ラ・フロンテーラ、チピオナ、ロタ、レブリハ、プエルト・レアル、トレブヘナ)で、熟成地域のボデガ用にモストやベースワインを生産しています。この地域内のボデガで熟成されボトリングされたワインはシェリーとは名乗れませんが、統制委員会からその生産地域として認定を受け、販売することができます。